何の宗教も信じていなかったりとかするんだけど、微妙に信心深かったりする。今日は地元のパワースポットに行ってきた。と言っても、近所の神社なんだけど、やっぱり地元の氏神様が一番のパワースポットになるんじゃないのかな。
神社に行ったからなのかな、夜になったら自然と愛犬のことが思い出されて・・・。愛犬を亡くすまでは死後の世界なんてありえないとか思ってたんだけど、愛犬を亡くしてからは死後の世界の存在を意識するようになったよ。愛犬が頑張ってくれたのは、オイラのことを心配してのことなんだと思う。でも愛犬が亡くなったのは、愛犬の親や兄弟たちが『もう十分に頑張ったから、これ以上苦しまなくてもいいんだよ』って迎えに来てくれたからだと思ってる。愛犬が亡くなったのはお盆、亡くなった霊たちが一時的に戻ってくる時期だから。
そして自分は、愛犬に出会えてとても良かったと思ってる。自分のことばかり考えていた自分に、優しさであったり、思いやりであったりといったことを、教えてもらった気がする。愛犬をしかりつけてばかりいたのに、今となっては愛犬に頭が上がらないよ。
愛犬に対しては感謝の気持ちでいっぱいだけど、後悔の気持ちでもいっぱい。せっかく自分に懐いてくれたのに、もっと可愛がってあげれば良かった。もっと一緒に過ごす時間を作りたかった。もっと優しくしてあげれば良かった。一緒に遊びに行きたかった。そしてもう一度、抱きしめたい・・・
大型犬だからしつけが大切だと思って、厳しくしつけすぎてしまったと思う。なかなか言うことを聞いてくれずに、感情的になってしまったこともあった。忘れることなく自分の心の傷として残り、愛犬にも心の傷を残してしまったかもしれない。とても後悔している。
自分が愛犬の健康管理をもっとしっかりしていれば、愛犬は死なずに済んだし、苦しませずにも済んだはず。食欲がなく嘔吐していたので、熱中症ではなく胃炎を起こしているんだと思って水をあげなかった。水をあげても飲もうとしなかったから、欲しくないんだと思い込んでしまったけど、本当なら強引にでも飲ませなくてはいけない状況だった。体温が上がって、焼けるような熱さの中、ずっと苦しんでいたのに。結果的に、自分が愛犬を地獄の業火の中に突き落としてしまった。
なんとなく体温が高いのかなって、薄々とは気が付いていたんだよね。トイレに連れて行く時、いつもよりちょっと愛犬の身体が温かかったような気がするから。その時点で、水を飲ませて、身体を冷やしてあげれば良かったのに。どうして何もしなかったんだろう・・・。まさかそのまま、熱中症になって動けなくなっちゃうなんて思ってもいなかった・・・
愛犬からはたくさんのものをもらったのに、自分は愛犬に何も返してあげられなかった。ひどい飼い主である・・・ |