1年を10ヶ月とし、1月〜2月は死の月としていた古代ローマ暦。
生命の動きのない静かな月にも、生命の息吹を伝えてくれる植物の花は咲いてくれます。
多くの種類があるスイセンの仲間、春を告げる植物として代表的なスノードロップ、優雅なカンツバキ、鮮やかな花を咲かせるシクラメン、芽の出方で方向を知らせると言われているコンパス・プラント(ネコヤナギ)、芳香のあるフリージア、水栽培も楽しめるクロッカスなど。
こういった植物だけではなく、フランスでは花バサミにも花言葉が存在します。その花言葉は「ふたつの心の神聖な結合」。創造と誕生の象徴とされる理由には、へその緒を切るためのハサミでもあるからです。戸口に花バサミを置くことで、魔女除けとなります。
冷たさの中、春を告げるオレンジ色のトルマリンに適しているのは、シザース・カット。シザースはハサミのことです。自分だけの宝石となりそうです。
|