古代ローマで行われた豊穣の神ルパーカスに捧げる日です。羊を狼から守るために始まった宗教的行事としては、古くから受け継がれてきた祭りです。
祭典では、山羊皮の腰帯をした神官が、市街を鞭を持って走り回ります。しかも、途中で出会う女性には、鞭を使ってビシバシと打ち付けながら走ります。悪霊や侵略者から町を守る意味と、不妊の女性が多産を授かるおまじないとして行われています。
のちになって、鞭は受難のキリストのエンブレムともなり、呪われた不妊が治ると信じられてきました。
女性の断末魔の苦しみと言えば、お産です。その苦痛を和らげてくれるお守りとされてきたのが、ジルコンです。柔らかい色調のピンク・ジルコンは、女性に必要なお守りと言える宝石です。
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