誕生石
アメシスト・クォーツ(Amethyst quartz)。
宝石言葉
冷静な思考。
誕生石物語
古代ギリシャでは、穀物の収穫と農作業、結婚を司る大地の母と呼ばれる女神デメテルに捧げるイアッコスと呼ばれる日です。
日本でも秋。ケイトウの鮮やかな色の花が目に染みます。名前の由来は、ニワトリのとさかのことです。花言葉は、気取り、おしゃれ。
おしゃれの秋は、髪型をイメージチェンジしたいものです。髪には呪力があると言われ、聖職者=呪術師=外科医。生け贄の髪の毛を切り落としたのが、床屋の始まりです。床屋の看板柱は、神を意味する白、血を意味する赤のスパイラル、その上に衣服を汚さぬように真鍮の金だらいを意味する金の玉飾りを施します。
床屋の看板のように、ねじり棒のような色の交互する宝石がアメシスト・クォーツです。
誕生石の特徴
すべてのクォーツ・水晶類同様、モース硬度は7あります。
宝石としては平均的な硬度で、使用時の心配なく気軽に装備できる宝石です。
良く知られているアメシストよりも、透明度ではやや劣るアメシスト・クォーツ。
色の交互の面白さがユニークで、見た目にも楽しめる宝石です。
誕生石占いと誕生石の力
アート感覚に優れています。醜いもの、バランスを欠いたものを嫌う性格は、生まれつきの性格です。
根っからのデザイナー気質で、スタイリストです。そして、ロマンチストです。
色の象徴性を活かすアメシスト・クォーツを身近に置いておけば、バランス感覚やアート感覚は、より一層みがかれるはずです。
もうひとつの誕生石
エメラルド。
宝石言葉
幸福。
誕生石物語
ミラノのサンタマリア・デレ・グラッティア教会に、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』が飾られています。
このとき、キリストが用いていた聖杯は、エメラルドで作られていました。神の子であることを隠していたキリストは、エメラルドの光りを放つ聖杯はふさわしくないと考え、普通の人には粗末なグラスにしか見えないようにしました。
しかし、キリストの復活とともに、聖杯も緑色の光りを放ち、この世に広く神の威光を知らせました。 |