[特徴・解説] |
インドのヒマラヤ山麓原産の常緑高木です。
戦前には沖縄に導入されましたが、台風に弱く、開花期に雨が多いため炭疽病の被害が多く、栽培は困難でした。
1970年(昭和45年)初期に始まった鹿児島県指宿市のビニールハウスのマンゴー栽培がきっかけとなり、沖縄でもハウス栽培をおこない、1981年にはマンゴー専業の農家も現れています。マンゴーは本来、常緑大高木で高さ30〜40m、幹周り8mにも達する巨木であすが、水平誘引と果梗枝の更新、環状剥皮などによって1.5m以下におさえることができ、ハウス栽培もできるようになりました。
マンゴーの種類は世界中には200種くらいあるそうです。料理に使うものから、小さいもの大きいもの、赤・緑・黄色・ピンクのものなどなど、味わいもそれぞれ、産地によっても違いがあります。小さい物はスモモ大から3〜4kgに達するのもあります。
7月15日はマンゴーの日とされています。 |