双子葉植物に属する科で、980種類ほどあります。そのすべてが木本(樹木)で、温帯〜熱帯地方に分布しています。
樹脂分を多く含み、これを「漆」などの塗料として利用します。ウルシに近い種類の植物は、その名もずばりのウルシオールを多く含んでいて、接触性皮膚炎の原因になります。人によっては、近くを通っただけでかぶれることもあり注意が必要です。ハゼノキなどは園芸品種として、紅葉が美しく栽培されていますが、やっぱりかぶれます。
果実の果肉にはロウが含まれています。種子の中の胚には栄養が多く含まれ、ナッツ類として食用にされています。
おもなウルシ科の食べ物は、マンゴー、カシューナッツ、ピスタチオなど。食べるとかぶれるかどうかはわかりません。
家庭の医学:接触性皮膚炎・かぶれ
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