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ナンキンハゼ栽培-2009年03月21日-


ナンキンハゼ
[和名・種類]

ナンキンハゼ

[学名]

Sapium sebiferum

[英名]

Chinese tallow tree

[名前の由来]

南京黄櫨、南京櫨。中国原産で、秋に紅葉して種子からロウをとったことから。

[分布]

中国原産、九州の一部では野生化しています

[科名]

トウダイグサ科シラキ属

[花色]

黄色

[花期]

7月

[特徴・解説]

 高さ15m、直径35cmほどになる落葉高木。
 樹皮は灰褐色で、不規則に縦に裂けます。若枝は淡緑色で、のちに褐色になります。枝や葉を傷付けると、白い乳液が出ます。
 葉は互生し、長さ3.5cm〜8cm、幅3.5cm〜7cmの菱形状卵形です。先は尾状に長くとがり、基部は広いくさび形です。ふちは全縁で、両面とも無毛です。葉身の表面基部に腺が2個あります。
 花は枝先に、長さ6cm〜18cmの総状花序を出し、黄色の小さな花を多数つけます。花序の上部に多数の雄花、基部に0個〜数個の雌花が付きます。ガクは皿状で3浅裂します。
 果実は3稜ある扁球形で、直径約1.5cmのさく果です。10月〜11月に褐色に熟して裂開し、3個の種子を出します。種子は長さ約7mmの広卵形で、白いロウ質の仮種皮に包まれ、冬になっても果実の中軸に付いたまま残っています。種子は有毒です。
 庭木、公園樹、街路樹などに使われます。種子からロウや油が取れます。

[観察・感想]

 ナンキンハゼの新芽の写真です。展開するまでまだ時間がかかりそうなので、冬芽かな。葉が展開するので、葉芽でもいいかも。とりあえず、ナンキンハゼの芽です。
 ナンキンハゼの冬越しは、難しいなーという印象があります。葉が枯れ落ちてしまう落葉樹なので、冬期の水遣りは少なくなります。その加減が難しくて、少なくし過ぎてしまうようです。少なくしすぎて、枯れてしまうみたい。それに、細い枝の先の方は、寒さで枯れちゃうことが多いみたいです。成長期にかなり大きくなりますが、冬に小さくなるっていうのを繰り返しています。
 写真のナンキンハゼも、新芽よりも上の部分は枯れてしまっています。冬の寒さで、枯れちゃったみたいです。耐寒性のある植物ですが、細い枝は耐えられないみたいです。
 あともうひとつ、落葉樹の欠点は掃除でしょうか。秋の落葉の季節、葉っぱが落ちるので掃除が大変になります。そのままにしておくと排水が詰まってしまうので、綺麗に掃除しないとね。
 簡単なはずなんですが、育て方が意外と難しいです。難しいっていうより、手間がかかるって感じかな。

[写真撮影]

2009年03月21日

トウダイグサ科の植物
トウダイグサ科
ナンキンハゼ
ナンキンハゼ
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2008年11月18日 そらいろネット
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