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一般的防止法 |
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一般的な乗り物酔いの防止には、以下のようなものが効果的です。
前日には睡眠をしっかりとる。
服装はゆったりとしたものにする。厚着、ネクタイ、ベルト、体を圧迫する下着は避ける。
乗り物に乗っている間は、頭を動かさず背もたれに頭をつけるようにする。
近くのものを注視していると酔いやすいので、眼をつぶる、遠くをぼんやりと見るようにする。読書やゲームは避ける。
早朝の出発の際は2時間〜3時間前から起きて、頭をスッキリとさせておく。
出発前に腹八分目程度までの軽い食事をとる。
揺れの少ない座席を選んで、深く座る。
悪臭、高温、高湿度は避け、できるだけ窓を開けて風にあたる。
歌をうたうなどして、乗り物酔いから気分をそらす。酔うことに意識を集中しない。
自信を持ち、自己暗示をかける。
酔いやすい人は、あらかじめ酔い止め薬(抗ヒスタミン薬)を飲んでおく。 |
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電車・バスでの予防法 |
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電車、バスの場合、席が空いていれば、進行方向に向かうように座ります。
座れなかった場合は、進行方向に向いて立ち、体を安定させるようにします。つり革の使用は、あまり良くありません。 |
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飛行機の予防法 |
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飛行機の場合、外が良く見えないため、酔いやすい人はあらかじめ酔い止め薬を飲んでおくのがよいでしょう。成人では、少しアルコールを飲んで、寝てしまうのもひとつの手段です。 |
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船舶の場合の予防法 |
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船の場合、キャビンの中にいるのは良くありません。船首に近いデッキに出て、遠方の水平方向を見るようにするとよいでしょう。
しけの時は諦めて、酔い止め薬を飲んで寝るようにします。 |
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自家用車の場合の予防法 |
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車の場合には、シートは固いものにして、後部座席に座り、シートベルトをしっかりと締めます。 |