外用薬が有効です。クロタミトン軟膏・オイラックス軟膏、硫酸サリチルアントール軟膏・アストール軟膏を顔面以外の全身にくまなく毎日塗ります。乳幼児では、頭、首も含めて全身に塗ります。
駆除薬のフェノトリン製剤・スミスリンパウダー散布も有効です。
通常なら1週間〜2週間でヒゼンダニを全滅させることができますが、かゆみが残ることもあります。
内服薬としては、イベルメクチンがあります。空腹時に1回服用し、症状が改善しなければ1週間後にもう1回服用します。乳幼児、妊婦、授乳婦、肝臓に障害のある人は使用することができません。
イオウ外用薬を塗ったり、イオウ入浴剤・ムトーハップを併用する方法もあります。
重症例では、安息香酸ベンジル、γ-BHCを外用することもあります。
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