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窓口で受け付けを済ませる |
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大きな総合病院だと、総合受け付けカウンターで受付をすることになります。
個人経営のメンタルクリニックでは、入り口付近に受け付けがあると思いますので、そちらで受付を済ませます。 |
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問診票を書く |
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受付を済ませると、問診票を渡されると思うので、住所、氏名、既往歴、薬のアレルギー、現在の症状などを書き込みましょう。精神科の問診票は書き込む欄が多いので、意外と時間がかかります。 |
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待合室で待つ |
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名前を呼ばれるまで、待合室で待つことになります。本名で呼ばれたくない場合は、受け付けで一言いっておくと違う名前で呼んでくれます。
精密機械の置いていない小さな個人経営クリニックでも、携帯の電源は切っておきましょう。たまに怒られることがあります(^^ゞ
初診の場合、医師の診察を受ける前に、看護婦や受け付けの人が簡単な問診をするところもあります。このとき、多くの人が待っている待合室の目の前で聞かれたりする病院もあります。残念ながら、患者さんのプライバシーへの配慮の欠けた病院だと思いますので、抵抗があったら別の病院に変更するのがいいとおもいます。精神科では医師と患者との信頼関係が大切なので、信頼できない病院で治療を続けていても症状は改善されないことが多いです。 |
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診察 |
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初診の時は少し時間がかかり、30分〜1時間くらいかかることもあります。基本的に質問に答えるだけで、自分から何かを訴えることはあまりありません。
診察前まではかなり緊張するかと思いますが、診察が終わると、「意外と簡単だったなー」とか、「気分がスッキリした」って感じるかと思います。
質問に答える自信がない場合や、うまく伝えられないと思った場合は、メモを持参していき、医師に見せるといいと思います。私自身、診察を受けてもうまく伝えることができず、診察すらまともにできないと落ち込むこともしばしばあったので、現在でもメモを持参することが多いです。 |
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検査 |
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血液検査と、採尿検査があると思います。
CTや、MRI、脳波検査などは、初診でいきなり検査を受けるというようなことは少ないようです。個人経営のメンタルクリニックでは、検査だけ大きな病院で行うこともあります。 |
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治療開始 |
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多くの場合、薬物療法での治療になると思います。2週間分の薬が処方されると思います。処方箋をもらい、薬局で薬をもらいましょう。
薬の効果があらわれるまで、通常は2週間〜4週間ほどかかります。薬の副作用により一時的にうつ状態が悪化することもありますが、医師の処方通りに服用することが大切です。 |
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医者選びのポイント |
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以下は、良い医者選びのポイントです。
とても残念なことですが、我が国の精神科医はとても未熟で、あたりまえなことができない医師が多いのが現実です。少しでも不信感があったら、ほかの精神科医に診てもらうことをオススメします。
精神科医療先進国の欧米でも、適切な治療を行える医師は4割程度と言われています。精神科医療後進国の日本では、2割程度と言われています。
・患者さんを良く診てあげようという熱意がある
・話をじっくりと聞いてくれる
・いま苦しんでいる症状や悩みに対して、現実的な対応をしてくれる
・必要があれば、カウンセラーや専門医、専門病院などを紹介してくれる |