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耳鼻科で一番多い手術 |
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扁桃摘出術・アデノイド切除術は、耳鼻科ではもっとも多く行われる基本的な手術です。
手術の難易度としては高くありませんが、口の深いところでの操作を必要とし、手術後の出血を起こさないように止血操作を十分に行う必要があります。 |
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子供に多い手術 |
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扁桃摘出術を受ける患者さんは、子供が多く、気道を直接的に触る手術となります。手術後の出血を考えると、その頻度は少ないとはいえ、耳鼻科医として神経を使う手術です。 |
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全身麻酔か局所麻酔 |
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通常は全身麻酔で手術を行います。痛みを感じるのは、準備段階での点滴程度で、手術そのものは痛みを感じることはありません。
患者さんが10歳以上で、患者さんの理解・納得が得られれば、局所麻酔でも行うことのできる手術です。 |
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手術時間は1時間〜2時間 |
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全身麻酔での手術は、手術台に仰向けに寝て、頭を少し下げた状態で、口を広く開け、ヘッドライトで口の中を覗きながら行います。
手術時間は麻酔の時間も含めると、1時間〜2時間程度です。
近年では、高周波、超音波メス、吸引凝固装置など、最新の機械の導入によって、痛みをともなわないような手術が行われるようになりました。 |
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手術のリスク |
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扁桃摘出術の危険性としては、麻酔合併症が1万件に1件程度です。手術後1時間〜6時間以内と、5日後〜7日後に出血の起こるケースが、1%〜3%です。 |
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数日間の入院 |
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入院期間は、手術後3日〜7日程度です。食事は手術後4時間以上経過すれば、水分・プリン・ゼリーなどを摂ることが可能です。
手術に必要な費用は、病院、入院日数によって異なりますが、3割負担で10万円〜15万円が目安となります。 |