左右両側に発生する場合が、半数以上を占めます。
大腿骨頭壊死でも、骨の脆弱な部分が小さな場合には無症状です。数ヶ月〜数年かけて、進行していくこともあります。まったく心配のいらない場合もあります。
自覚症状は、急に股関節部痛があらわれます。腰痛、膝痛、殿部痛などが初発する場合もあります。初期の痛みは安静にしていれば、2週間〜3週間で軽減します。
一般的には、壊死の範囲が大きいと体重に耐え切れず、脆弱部の骨が陥没してしまい、直上にある関節軟骨も変形してしまうため、股関節痛や歩行困難などの症状がわらわれます。
細菌感染はともなわないので、いわゆる腐った状態ではありません。
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