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 オオアオイトトンボ
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オオアオイトトンボ

[和名・種類] オオアオイトトンボ
[学名]

Lestes temporalis

[英名] -
[名前の由来] 大腹広蜻蛉。大きなハバビロトンボのこと。
[分布] 北海道〜九州
[科名] トンボ目アオイトトンボ科
[体色] ♂:赤色、♀:黄色
[時期] 5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月
[特徴・生態]  平地や丘陵地の木陰のある池沼に生息する、アオイトトンボの仲間。
 体長は41mm〜51mmになります。体色は光沢のある強い緑色をしています。オスは成熟すると、翅の付け根、腹部先端に白粉が生じます。メスの腹部先端は著しく太くなります。
 幼虫はヤゴです。
 生活型は、卵→幼虫→成虫の、不完全変態(小変態)を行います。
 産卵形態は、タンデムのままメスが尾部を曲げて交尾を行うため、ハート形になります。池畔の樹木の樹皮下に卵を産み付けます。
 アオイトトンボに良く似ていますが、やや大型になります。
[レポート]  オオアオイトトンボの産卵中の写真です。
 オオアオイトトンボの産卵はとても変わっていて、なぜか樹木の樹皮の下に卵を産み付けます。普通のトンボなら、水中に卵を産み付けます。イトトンボの仲間は、とても弱そうなか細い体つきをしていますが、植物に卵を産み付けることが多いみたいです。細い体で、どうやって植物の中に卵を産み付ける力があるんだろう。
 オオアオイトトンボの場合、卵を樹皮の下に産み付けられるように、腹部の先端がかなり太くなっています。太くはなっていても、元々、身体の細いイトトンボなので、どやって樹皮の下に卵を産み付けるんだろう。尻尾をグリグリと樹皮にねじ込んで、産卵するのかな?
 ちょっと変わった産卵を行うトンボの仲間です。
[写真撮影] ----年--月--日
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