世界では約5000種類が分布し、日本では約200種が分布しています。2cm足らずのものから、15cmを越えるものまで、さまざまな種類が知られています。
卵→幼虫→成虫という不完全変態を行います。幼虫はエラをもち、淡水中で過ごす水生昆虫です。一般的にはヤゴと呼ばれています。オニヤンマなどは、ヤゴのまま成長に数年かかります。
カゲロウ目と共に原始的な羽根の構造を残しており、古代の昆虫の生き残りとされています。古生代石炭紀から化石が知られており、翅を広げると70cmにも達する最大級の昆虫として知られています。
食性は肉食性で、カ、ハエ、チョウ、ガ、トンボなどの飛翔昆虫を空中で捕食します。捕食には6本の足を使います。ヤゴはミジンコ、ボウフラ、小魚、オタマジャクシ、他のヤゴなどを水中で捕食します。 |