シオカラトンボの顔

[和名・種類]

シオカラトンボ

[学名]

Orthetrum albistylum

[英名]

Common skimmer

[名前の由来]

塩辛蜻蛉。体から塩を吹いているような体色になるため。
別名、ムギワラトンボ（麦藁蜻蛉）。メスや成熟していないオスは、黄色に黒い斑紋があることから。

[分布]

日本各地・ロシア・中国・韓国・台湾

[科名]

[体色]

[時期]

[特徴・生態]

　平地の池周辺などで普通に見られる中型のトンボ。
　体長は50mm〜55mm、開長は80mm〜90mmになります。
　羽化直後は雌雄共に、黄色をしていますが、成熟したオスは体から塩を吹いたような淡水色の体色になります。メスはムギワラトンボともよばれ、一生黄色のままです。
　平地の開けた明るい場所を好みます。成熟したオスは縄張りを持ち、産卵のときはメスが産卵しているあいだ、オスは空中でメスを見守ります。
　よく似た種類に、オオシオカラトンボ、シオヤトンボ、コフキトンボなどがいます。

[観察・感想]

　シオカラトンボの成虫の写真です。
　シオカラトンボの顔写真。指をクルクルと回したわけではありませんが、カメラを構えて、気配を消してゆっくりと近付いていったら、逃げないでいてくれたので写真を撮ることができました。でも、いい気になってさらに近づいたら、カメラのレンズがシオカラトンボにぶつかって逃げられてしまいました(^^ゞ
　人の気配を感じると、すぐに逃げ出してしまうことの多い昆虫たちですが。トンボの仲間によっては、かなり近付けることがあります。シオカラトンボのように、縄張りを見張る時に止まっているトンボは、近付いて写真を撮影することが可能ですね。でも、飛び回って縄張りを見張る種類のトンボは、近付くことすらできません(T_T)。止まっててくれないと、写真は撮れないから。
　コンパクトデジカメに比べて、一眼レフデジカメはピント合わせの時間が短いっていうけど。飛んでいるトンボにピントを合わせて写真を撮影することって、可能なのかな？そろそろ新しいデジカメが欲しいなーと思っているのですが、どんなタイプのデジカメにするか悩んでいるところです。
　トンボの顔ってよく見ると、何かのアニメに登場するキャラクターに似てるんだよなー。なんだったのか思い出せないんだけど。タツノコプロのタイムボカンシリーズかなー？鳥山明かなー？

[写真撮影]

2008年06月19日