シオカラトンボの成虫の写真です。
未成熟のシオカラトンボは、シオカラトンボの成熟したメスと似たような模様をしていますが、この写真のシオカラトンボは、成熟したメスの個体だと思います。一般的には、ムギワラトンボって呼ばれたりします。
トンボの種類によっては、羽化してから成熟するまで、別の場所に移動して生活するものもいます。かなりの長距離を移動する種類のトンボもいます。シオカラトンボは、あまり移動しないみたいです。いつも水辺周辺にいるみたい。
トンボの仲間では、シオカラトンボは写真撮影がしやすい種類ですね。ゆっくりと近付けば、かなり近くまで寄ることができます。常に飛び回っているトンボや、警戒心の強いトンボは、なかなか写真を撮影する機会に恵まれないんですよねー。トンボは種類によって、撮影の難易度がかなり変化してしまいます。
そんなわけで、自分の図鑑に掲載されるトンボは、シオカラトンボが多くなってしまいます。一眼レフカメラに、望遠レンズを付けて撮影すれば、遠くに止まっているトンボも撮影できるのかな?コンパクトデジカメだと、ズーム機能を使うと画質が粗くなってしまうんですよねー。マクロ撮影には強いんだけど。 |