平地や丘陵地のゆるやかな流れのある川辺に生息するカワトンボの仲間。
体長は57mm〜67mmになります。全身が金緑色で、翅は黒色です。
他の昆虫を捕らえて食べます。
幼虫は円筒形のヤゴです。腹先に3本の尾(エラ)があります。幼虫は水草にしばみつくように暮らしています。
生活型は卵→幼虫→成虫の不完全変態(半変態)を行ないます。未成熟個体は暗い場所を好みます。羽化後しばらくは水辺の林や、社寺森などに生息します。成熟すると明るい水辺に戻ってきます。
越冬形態は幼虫です。
産卵形態は単独で、水中植物の組織内に産卵します。他のカワトンボ類のような儀式ばった配偶行動は行ないません。
暗闇の中を黒い翅をはためかせて飛ぶ幽玄な姿から、神様トンボなど多数の別名で呼ばれています。
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