平地や丘陵地の清流に生息するカワトンボの仲間。
腹長は38mm〜45mm、後翅長は35mm〜40mmになります。オスの体色は金属緑色ですが、老熟したものは身体の表面に白粉を覆います。メスの身体は黄色味を帯びた金属緑色です。オスの翅色は、橙色と、無色の2タイプが存在し、地域によっても翅色は変化に富みます。
食べ物は、他の昆虫などを捕えて食べます。
幼虫は体長20mm〜30mmのヤゴです。水中の落ち葉の中や、植物の根元に生息しています。
生活型は、卵→幼虫→成虫の、不完全変態(半変態)を行います。
近年のDNA解析によって、オオカワトンボとヒガシカワトンボはニホンカワトンボ、ニシカワトンボはアサヒナカワトンボに分類・改名されました。外見での見分けは、専門家でも困難です。 |