小形〜中型のトンボの仲間。世界中に139属912種が生息し、日本国内では約63種が生息しています。
成熟すると体色が変化するものが多く、オスは白い粉で覆われる種類もあります。胸部は箱形で、よく発達した長い2対の翅を持ちます。2対の翅を交互にはばたかせて飛行し、空中で静止(ホバリング)することもできます。腹部は細長く、後方へ伸びます。
生活型は卵→幼虫→成虫の不完全変態(半変態)を行います。
多くはメスが単独で産卵します。雌雄が連結して産卵する種類もいます。植物の組織内、土中に産卵するもの、水面で腹先を売って産卵するものなど、いくつかのグループがあります。
幼虫は楕円形のヤゴで、腹先に尾(エラ)はありません。多くは止水性で、池沼や湿地など、流れのない場所に生息しています。
食べ物は、他の昆虫を捕えて食べます。 |