平地や丘陵地の清流に生息するカワトンボの仲間。
大きさは49mm〜63mmになります。ニシカワトンボに似ていますが、やや大きくなります。全身が金緑色をしています。成熟したオスは白粉を生じます。翅色は数タイプあります。翅の色は、オスでは橙赤色、淡いオレンジ色、無色の3タイプ、メスでは淡い橙褐色、無色の2タイプがあります。オスは縄張りを守るために、にらみ合ったまま10m〜15mも急上昇し、激しい闘争をします。
食べ物は、他の昆虫を捕らえて食べます。
幼虫は、円筒形のヤゴです。腹先に3本の尾(エラ)があります。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(半変態)を行います。
越冬形態は幼虫です。
産卵形態は単独で、沈水植物の組織内や、水際の朽ち木などに産卵します。 |