平地から山地にかけて生息するハムシの仲間。
体長や7mm〜9mmになります。体は黄褐色で、背面は光沢が強く、周縁部は透明で、上翅背部は生時金色に光ります。背部と縁部の4枝が暗褐色になる個体もいます。前胸背は滑らかで、基部に沿って2凹点〜3凹点があり、上翅は小点刻列を背部に備え、会合部前方淡色部の後端を頂として山状に突起します。
幼虫は、ワラジムシ形です。多くの突起が体の縁に生えます。脱皮した殻を尻に付ける習性があります。終齢幼虫では、脱皮殻を背中に乗せて、葉の上でさなぎになります。
越冬形態は、成虫です。
食べ物は、ヒルガオ科のヒルガオの葉を食べます。葉に丸く穴を開けるようにして食べます。
生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。卵は、パラフィン状の分泌物で覆われています。
成虫は葉裏にピッタリとくっついていて、あまり動きかないので目立ちません。普通種ですが、あまり知られていない昆虫のため、変な虫の代表的存在です。 |