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ハナアブ


ハナアブ
[和名・種類]

ハナアブ

[学名]

Eristalomyia tenax

[英名]

Hoverfly

[名前の由来]

花虻。花に集まるアブのこと。
別名、ナミハナアブ(並花虻)。

[分布]

北海道〜沖縄

[科名]
ハエ目ハナアブ科
[体色]
黒色・橙色
[時期]

4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月

[特徴・解説]

 平地に生息するアブの仲間。
 大きさは14mm〜16mmになります。ミツバチに良く似た姿をしており、花粉を媒介する昆虫としても同じ役割を果たしています。たくさんの毛で覆われているため、花の蜜を求めて飛び回るうちに、体中にびっしりと花粉が付きます。体も大きく、花上でのハナアブ族同士の力関係では、もっとも強いと言われています。外見はミツバチに似ていますが、毒針は持っていません。
 幼虫は水生で、長い呼吸管を持つうじ虫形をしています。その姿から、オナガウジとも呼ばれ、下水溝などの流れのない水中に生息し、腐植物を食べて育ちます。卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。アブの仲間は、成虫と幼虫とで、食べ物がまったく違う種類が多いのも特徴です。
 成虫で越冬します。
 成虫は花の蜜を吸って食べます。

[観察・感想]

 ハナアブの成虫の写真です。
 ハナアブは、色合いや外見的特徴を見ると、ミツバチに良く似ているんですが。ミツバチの仲間じゃなくて、ハエの仲間になるんですよねー。ハエの仲間だって聞くと、ハナアブの顔を良く見てみると、ハエに似ているなーって感じませんか?目の位置が、ハチとハエとでは、ちょっと違うんですよ。アブの仲間は、ハエと同じ顔をしています。
 もちろん毒針も持っていません。アブに刺されるって言われるけど、ハチはお尻の針で刺して、アブは口で刺します。でも、刺すアブの仲間は数は少ないんだけど。でも、ブユとかブヨとかは、かなり積極的に刺してきます(TωT)。釣りに行ったとき、ヌカカに刺されて大変な目に遭ったことがあります。コバエみたいなのが腕に付いて気持ち悪いなーなんて思っていたんだけど、翌日以降に腕にブツブツと赤く腫れちゃって・・・
 やっかいな昆虫は、意外と身近にいるんですよねー。

[写真撮影]

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