草原、水田、林などに生息するカマキリの仲間。
大きさは60mm〜85mmになります。オオカマキリによく似ていますが、オオカマキリに比べるとやや小型で、前脚に紋がありません。
幼虫は成虫に似た姿をしています。
越冬形態は卵です。卵のうで越冬します。
他の昆虫を捕らえて食べます。鎌状の前脚を使って狩りを行います。捕らえた獲物はすぐに食べてしまいます。水田のへりや、草原など、明るいところに生息し、草やイネの上で獲物を待ち伏せします。
生活型は、卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。秋になると多数の卵を含んだ泡のかたまりを吹き出して茎につけます。それがそのまま固まって丈夫な防護室となります。卵のうの形は、オオカマキリが球形に近いのに対し、カマキリは細長い形をしています。
|