フジや広葉樹上に生息するキンカメムシの仲間。
体長は約18mmになります。身体は光沢のある金緑色で、淡紅色の帯紋があります。頭部の中央に黒色の2縦条があります。前胸背および小楯板は金緑色で、淡紅色の斑紋があります。体下および肢は淡黄で黒紋があり、一様に金緑の光沢があります。死後、緑色部は暗緑、ないし暗青色を帯び、淡色帯の色も褪せます。
幼虫は成虫に似た姿をしていますが、金属光沢のある黒銅色で白色の帯紋があり、別種のように見えます。
越冬携帯は幼虫で、落ち葉の下などで越冬します。
食べ物は幼虫も成虫もキブシ、スギ、シキミ、フジ、ミズキなどの広葉樹の茎や果実の汁を食べます。
卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。葉の上に並べて産卵します。 |