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クロツヤクシコメツキ

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クロツヤクシコメツキ

[和名・種類]

クロツヤクシコメツキ

[学名]

Melanotus annosus

[英名]

-

[名前の由来]

黒艶櫛米搗。オスの触覚がクシじょうになっていることから。

[分布]

北海道〜九州、伊豆諸島、対馬

[科名]

甲虫目コメツキムシ科

[体色]

黒色

[時期]

6月・7月・8月

[特徴・生態]

 平地や山地に生息する、コメツキムシの仲間。
 体長は12mm〜18mmになります。体色は黒色で、強い光沢を持ちます。体表には、灰黄色の毛がたくさん生えます。
 幼虫は、うじ虫形です。鋭い大顎を持っています。幼虫期間は長く、3年〜6年ですが、中には10年になるものもいます。
 越冬形態は、幼虫です。
 食べ物は、幼虫では、朽ち木内で昆虫などの小動物を食べます。成虫では、植物の花を食べます。
 生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。
 雑木林周辺の葉の上などに、止まっていることが多いです。危険を感じると死んだふりをします。ひっくり返すと、パチンという音とともに、はじき飛んで起き上ります。

[観察・感想]

 クロツヤクシコメツキの成虫の写真です。
 外見の良く似た仲間に、クロツヤクシコメツキとクロクシコメツキがいます。体表に生える毛の色が見分けのポイントになるんですが、見分けるのは難しいです。他にも良く似た外見を持つコメツキムシも多いので、正確な見分けは不可能に近いですねー。
 コメツキムシの仲間は、実は意外と種類が多いんですよ。種類が多いわりに、図鑑に掲載されるのは数種類程度のことが多いです。その中でも、もっとも普通に見かけることができるのは、クロツヤクシコメツキなんじゃないかなーと思います。外見上はあまり特徴がないので、見分けるのがとても難しいんですよ。
 子供の頃、コメツキムシを捕まえてきては、逆さまにして遊びましたねー。しばらく死んだふりをして動かないのですが、パチンっていう音と共に飛び上がって、動き出すんですよね。そうするとまた捕まえて逆さまにして・・・。うーん、自分が子供の頃は、鬼だったのかもしれないですねー。コメツキムシに対して、なんてひどいことを繰り返していたんだろう。その恨みつらみがツケとなって返ってきて、今の自分があるのかもしれない。これはやっぱり、天罰ですねー。

[写真撮影]

2008年06月19日

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