やや山地性のミツバチの仲間。
メスで体長は19mm〜23mm、オスで体長は約20mm、働き蜂で体長は12mm〜19mmになります。尾端に黄褐色の長毛が生えます。メスは黒色の密毛に覆われ、尾端3節のみ赤褐色の毛が生えます。毛はオオマルハナバチに比べると、濃色です。翅の外縁部は、顕著に暗色を帯びます。オスの毛色はオオマルハナバチのオスに良く似ていますが、黄色毛は鮮黄色を帯び、顔面にも黄色の長毛を密生し、尾端の赤褐毛ははるかに濃色で、翅も強く曇ります。
食べ物は、花粉や花の密を食べます。
生活型は卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。
巣は森林のノネズミなどの穴を利用し、地中に作成します。4月〜11月まで営巣します。
花粉を集めることから、ビニールハウスでトマトやイチゴなどの栽培農家で、授粉作業用に使用されています。 |