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イワサキクサゼミの成虫


イワサキクサゼミ

[和名・種類]

イワサキクサゼミ

[学名]

Magannia minuta

[英名]

-

[名前の由来]

岩崎草蝉。

[分布]

沖縄本島以南

[科名]

カメムシ目セミ科

[体色]

茶色

[時期]

4月・5月・6月・7月

[特徴・生態]

 体長は13mm〜16mm、翅端までは19mm〜22mmになる、日本でもっとも小さなセミです。体色は黒色ですが、個体によってはかなり著しい紫青色で光沢のあるもの、腹部に赤味を帯びているものなのがいます。
 前翅の基半はやや黄色を帯びますが、褐黒色の色調の発達するものもいます。翅脈は緑色ですが、翅端は暗褐色になります。
 ススキの葉などに止まって、ジーと鳴きます。鳴き声は、カヤキリに良く似ています。
 サトウキビの害虫です。

[レポート]

 本土では見かけることのないセミの仲間ですね。日本最小のセミが、沖縄にいるというのがちょっと不思議な気がします。
 イワサキクサゼミの「イワサキ」は、八重山の生物を研究していた岩崎博士の名前からとったんじゃなかったかな?手持ちの図鑑に名前の由来までは掲載されていなかったので、間違ってるかもしれないけど・・・
 羽を含めても2cm程度しかないなんて、想像もつかないくらい小さなセミだよね。姿形も、普通に見かけるセミの形とはちょっと違うし。沖縄の生き物たちは、不思議がいっぱいだー!

[写真撮影]

2007年05月10日

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