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ツマキチョウ
Anthocharis scolymus
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爪黄蝶。前翅の先端が尖っていて、その先端が黄色の斑があることから。
北海道・本州・四国・九州
チョウ目シロチョウ科
白色
3月・4月・5月
畑や草原などに生息する、モンシロチョウよりやや小さな蝶。 成虫は年1回、3月下旬〜5月に現れ、樹林周辺の陽地を穏やかに飛び、タンポポ類などの花を訪れます。 幼虫はアブラナ科の植物の花、果実を食べます。蛹で越冬します。 日本産は大陸産と一定の形態差がありますが、亜種区分はされません。国外では東アジアに生息しています。寒冷地ではやや小型になります。 オスにはハネに橙色の斑がありますが、メスにはありません。
白い蝶といえば全部モンシロチョウだと思っていたんですが、図鑑を買って調べてみたら、白い蝶にもさまざまな種類があることに気が付きました。ツマキチョウはちょっと迷彩柄をしたハネを持つ蝶です。 カメラを近付けても、おとなしくナズナの花に止まっていたので、上手く写真をとることができました。アブラナ科の植物が好きみたいですね。モンシロチョウよりもゆっくりと飛ぶみたいです。 写真のツマキチョウはメスです。
2006年04月14日