いわゆるチョウ(蝶)や、ガ(蛾)の仲間です。鱗翅目(りんしもく)とか、ガ目とも言いますが、わかりやすくて一般的なチョウ目としています。
成長は、卵→幼虫→蛹→成虫となる完全変態です。
幼虫はいわゆるイモムシ(ケムシ)です。多くは植物食で、ほぼ決まった植物を食べます。少数ですが、他の昆虫を食べるもの、他の昆虫に寄生するものもいます。
成虫はストローのような口吻を持ち、花の蜜や樹液などを摂取します。4枚の翅は大きく広がって、普通は折り畳めません。表面は鱗粉や毛でおおわれています。
チョウとガの区別は、系統分類学上ではほとんど意味がなく、主観的なものです。チョウはガの一部に分類されるといった程度に考えておいて良いと思います。
おもな観察場所は、神奈川県横須賀市と三浦市の三浦半島です。
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