ヒメアカタテハの成虫の写真です。
それほど個体数は多くないのですが、三浦半島でも普通に見かけられるようになってきました。関東地方までが生息域の北限になるので、それより北方に生息しているヒメアカタテハは迷蝶ということになります。風に乗って運ばれて、迷い込んできたものだと思われます。
越冬することができないので、関東地方が北限とされていますが。以前は、もう少し西の方が北限だったみたいです。少しずつ、分布範囲が広がっているみたい。地球温暖化の影響だと言われています。
縄文時代、特に縄文時代の前期は、現在よりも気温が温かかったと言われています。気温が温かかったため、食糧も豊富で、人口も多かったみたい。その後、気温が低下し、食糧が不足したため、人口が減少し、平均身長も低くなってしまったんですよね。地球温暖化と言われているので、少しずつ縄文時代前期の頃の気温に近付いているみたいです。平均気温で2℃ほど高かっただけですが、昆虫の分布にはかなり変化が現れると思います。
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