ヒメアカタテハの成虫

[和名・種類]

ヒメアカタテハ

[学名]

Cynthia cardui

[英名]

Painted Lady

[名前の由来]

姫赤立羽。小さなアカタテハのこと。

[分布]

関東地方以西

[科名]

チョウ目タテハチョウ科

[体色]

褐色

[時期]

５月・６月・７月・８月・９月

[特徴・生態]

　河川、耕作地周辺などに生息する、タテハチョウの仲間。
　翅開長は約55mmになります。前翅表面はアカタテハに似ていますが、やや小型で、後翅表面の橙色の斑紋が中央まで広がっています。多化性で、関東地方では5月頃から出現し、秋には多数の個体を見ることができます。日本各地に生息していますが、越冬可能な定着地域は関東地方以西の暖地に限られます。
　幼虫は、黒いトゲのある毛虫です。
　越冬形態は一定せず、成虫、さなぎ、幼虫での越冬が確認されています。
　食べ物は、幼虫ではキク科のハハコグサ、ヨモギなどを好み、ゴボウなどの栽培植物も食べます。チョウの仲間としては珍しく、特定の食草を持たない雑食性です。成虫は花の蜜を吸います。
　生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。

[観察・感想]

　ヒメアカタテハの成虫の写真です。
　道路の上で休憩中だったので、静かにゆっくりと近付き、写真を撮影しました。ギリギリまで近付いて写真を撮ろうと頑張ったのですが、気配に気付いてしまったみたいで、飛んで行ってしまいました。
　昆虫の写真を撮影する時、デジカメの望遠を使って撮影するのがいいのか、マクロを使って撮影するのがいいのか。どっちが大きく撮れるんだろう・・・。最初は望遠で撮影して、近付いたらマクロで撮影するっていうのが理想なんだけど。デジカメを操作しているうちに、逃げられちゃうんだよね(^^ゞ
　色々な種類のデジカメが販売されているけど、どんなのが良いんだろう・・・。植物の写真、昆虫の写真、野鳥の写真が撮影できるのがいいんだけど。
　ヒメアカタテハは、外見が良く似ているタテハチョウが何種類かいるので、見分けるのが難しいです。昆虫が好きな人なら、どこで見分けるのか、自分なりの見分けるポイントがあるんだろうけど。自分の場合、虫はあまり好きじゃないからなー。どちらかっていうと、虫は怖くて苦手なんだよね。。。

[写真撮影]

2008年09月04日

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