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キアシドクガ

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キアシドクガ

[和名・種類]

キアシドクガ

[学名]

Ivela auripes

[英名]

-

[名前の由来]

黄脚毒蛾。脚の黄色いドクガのこと。

[分布]

北海道〜四国、朝鮮、シベリア、中国

[科名]

チョウ目ドクガ科

[体色]

白色

[時期]

6月・7月

[特徴・生態]

 前翅長は25mm〜29mmになります。触角は櫛歯状で、オスの櫛歯がやや長くなります。触角は黒褐色です。前肢は橙黄色で、中後肢は黒色です。翅は半透明で白色です。前翅の前縁部は個体によって黒色です。
 幼虫は毛虫です。体長は約4cmになり、地色は黒色で黄色の斑紋が並びます。ドクガの仲間ですが、毒はありません。
 越冬形態は卵です。
 ミズキ科のミズキ、エゴノキ科のエゴノキの葉を食べます。昼間にミズキの回りを飛ぶことが多く、時に大量発生しミズキの害虫として大木を裸にしてしまうこともあります。
 生活型は、卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態をします。サナギは黄色で、黒色の斑点があります。

[観察・感想]

 キアシドクガの成虫の写真です。
 モンシロチョウみたいなチョウを発見したと思って、大慌てでデジカメを取り出して写真を撮りました。急いで写真を撮ったのですが、撮影できたのはこの写真1枚だけ。もう少しホワイトバランスを調節して、綺麗に写真を撮りたかったなー。写真としては逆光が綺麗なんだけど、図鑑の写真としては、種類を見分けるのに適した写真とはいかないので。
 モンシロチョウの仲間かなーなんて思っていたんですが、図鑑で調べてみたら、なんとドクガの仲間だってー。なんか何も知らずにドクガの写真をマクロ撮影してるよなー(^^ゞ。でも、キアシドクガには毒はないらしいです。幼虫の時に針を持っていて、それが刺さることはあるらしいのですが、毒があるわけじゃないから皮膚炎になったりする心配はないらしいです。
 ミズキを食害する害虫として扱われていますが、ミズキではなくカクレミノの葉の裏に隠れていました。ミズキなら近くに生えているから、たまたまやってきたのかな。

[写真撮影]

2008年05月28日

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