前翅長はオスで22mm〜27mm、メスで37mm〜46mmになります。オスとメスでは、外見がまったく異なります。触覚は櫛歯状で、メスの触覚は櫛歯が短くなります。オスの前翅の地色は黒褐色で、個体によって差があり、白色部は波状の横線のように見えます。後翅は橙黄色で、外縁部に2列の黒褐色があります。メスの前翅は灰白色で、不明瞭な横線があります。後翅の基部と腹部は紅色です。
幼虫は毛虫です。
越冬形態は卵です。
幼虫はブナ科のクヌギやコナラやカシワ、ニレ科のケヤキ、バラ科のサクラやリンゴなど、多くの樹木の葉を食べます。時に大発生し、広葉樹に被害を与えることもあります。体長は40mm〜60mmになります。黒褐色で、各節には数個の疣状突起があり、長い毛束を持ちます。
生活型は卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。卵は一ヶ所に塊状に産卵します。 |