常緑性、あるいは落葉性の高木です。世界には600種類、日本にも20種類が自生しています。そのすべてが木本になります。
温帯から亜熱帯にまで広く分布し、生育地のほとんどの地域で、森林を構成する重要な樹木となっています。日本ではシイ類とカシ類が常緑広葉樹林、ブナ類が落葉広葉樹林の重要な樹木となっています。
雌雄同株で、雄花は多数が集まって穂状になります。穂は垂れ下がるものや、直立するものがあります。
果実は堅果で、いわゆるドングリです。総苞片に基部が覆われるか、全体が覆われ、その中に1個〜3個の種子が入っています。
常緑性の葉はあまり大きくならず、質が厚くて固くなり、表面には光沢があります。落葉性の葉は大きくなり、質が薄いです。
日本の代表的な品種は、ブナ、ナラ、クリ、シイなど。
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