約155属3600種以上が存在する、大きな科です。古くはテンニンカ科と呼ばれていました。
双子葉植物で、すべて木本です。多くは熱帯〜亜熱帯に分布し、東南アジア〜オーストラリアと、南アメリカに分布しています。日本では亜熱帯地域にアデクが自生し、小笠原諸島にはムニンフトモモとヒメフトモモがあるだけで、日本人にはあまり馴染みのない科です。
花は両性花で、放射相称です。花弁は4枚〜5枚で、大きく美しいものや、退化してなくなったものまであります。雄しべが長く多数あり、花弁より目立つことが多いです。葉は常緑で、多くは全縁です。子房下位で、果実はさく果か、液果です。
ユーカリ、グアバ、フェイジョアなどがあります。
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