オーストラリア原産の、常緑低木です。
高さは3m〜7mになります。樹皮は粗く深く裂けます。枝は、花序の先端から伸びます。
葉は互生し、長さ5cm〜10cm、幅8mm〜15mmの、披針形です。革質で、先端は鋭く尖ります。
本年枝の先端に、長さ10cm〜25cmの大型の穂状花序を出します。濃赤色の雄しべが目立ちます。花弁は紅色で5個ありますが、開花時に萼片と一緒に落ちます。葯は暗紅色です。
果実は、木質化した刮ハです。果実は数年間、枝に付き、火災に遭うと割れて粉状の種子を放出します。
良く似た仲間が多く存在し、マキバブラシノキ、ホソバブラシノキ、ハナマキなどがありますが、見分けは難しいです。日本には、明治時代中期に、渡来しました。庭木などに使用されます。
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