道端、草地、畑地、丘陵などに生える、ヒマラヤ〜中国原産の、一年草の野菜。
茎は直立し、高さは、50cm〜100cmになります。茎には4稜があり、長い軟毛が生えます。全体に特有の芳香があります。
葉は対生し、長さ8cm〜10cm、幅6cm〜10cmの広卵形です。先端は尖り、縁には浅い鋸歯があります。品種によって、葉が縮れます。
茎先に総状花序を出し、白色〜淡紫色の唇形花を多数つけます。
果実は分果で、種子は長さ0.7mm〜1.5oの球形で、網目模様があります。
葉、花穂、果実は、香味野菜、刺し身のつまなどに使用されます。日本では中国から渡来し、古くから栽培されています。栽培されていたものが、逸出し野生化しています。エゴマとは同種異変種で、容易に交雑します。
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