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アオジソの草姿


アオジソ

[和名・種類]

アオジソ

[学名]

Perilla frutescens var. crispa f. viridis

[英名]

Ao shiso

[名前の由来]

青紫蘇。葉が緑色のシソのこと。
別名、シソ(紫蘇)、オオバ(大葉)。

[分布]

東南アジア原産

[科名]

シソ科シソ属

[花色]

白色淡紫色(葉:緑色に掲載)

[花期]

7月8月9月

[特徴・解説]

 道端、草地、畑地、丘陵などに生える、ヒマラヤ〜中国原産の、一年草の野菜。
 茎は直立し、高さは、50cm〜100cmになります。茎には4稜があり、長い軟毛が生えます。全体に特有の芳香があります。
 葉は対生し、長さ8cm〜10cm、幅6cm〜10cmの広卵形です。先端は尖り、縁には浅い鋸歯があります。品種によって、葉が縮れます。
 茎先に総状花序を出し、白色〜淡紫色の唇形花を多数つけます。
 果実は分果で、種子は長さ0.7mm〜1.5oの球形で、網目模様があります。
 葉、花穂、果実は、香味野菜、刺し身のつまなどに使用されます。日本では中国から渡来し、古くから栽培されています。栽培されていたものが、逸出し野生化しています。エゴマとは同種異変種で、容易に交雑します。

[観察・感想]

 アオジソの写真です。
 一般的にシソと言えば、アオジソのことを指すことが多いですね。本当は、シソと言えば、チリメンジソを指します。でも、チシメンジソは、チリメンアカジソとか、アカジソって呼ばれることが多いですね。いちよ、チリメンジソがシソの基本種になります。
 アオジソは、シソの仲間では、一番多く利用されている品種です。刺し身のつまにしたり、天ぷらにしたりと、香味野菜として活躍しています。葉が紫色を帯びたアカジソは、梅干しを漬ける時に利用されるくらいかな。あとは、ふりかけくらいですね。スーパーで売られているのも、アオジソは一年中売られていますが、アカジソは梅干し作りのタイミングでしか売られていないし。
 アオジソの葉と、少し似ているアジサイの葉。アオジソがなくなってしまったので、間に合わせでアジサイの葉を刺し身のつまとして使ったら、食中毒を起こしてしまったなんていうこともあります。アジサイの葉って、青々としていて綺麗なんですが、毒草なんですよ。アオジソと同じように料理の飾りに使われることがあるので、注意が必要です。

[写真撮影]

2008年10月04日

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