平地、草地、住宅地などに生息する、スズメガの仲間。
前翅長は、約30mmになります。体は緑褐色で、腹側は淡黄褐色です。背上に2本の銀白色の線があります。前翅は灰黄褐色で、黒色と灰黄色の斜帯と、白色と黒色の斜線が走ります。後翅は黒褐色です。
幼虫は、イモムシです。地色は黒色で、各腹環節に1個ずつ、眼状紋あります。尾角の付け根は橙色で、先端は白色です。
越冬形態は、さなぎです。
食べ物は、幼虫ではブドウ科のヤブガラシ、ノブドウ、ブドウ、ツリフネソウ科のホウセンカ、サトイモ科のサトイモ、コンニャク、ヒルガオ科のサツマイモなど、さまざまな植物の葉を食べ、非常に大食漢です。
生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の、完全変態を行います。土中に潜り、さなぎになります。
農作物を食い荒らす害虫として扱われています。
|