[特徴・生態] |
平地に生息するマダラガの仲間。
体長は15mm〜17mm、翅開長は約20mmになります。翅は鱗粉がなく、不透明に近く、翅脈が明瞭です。全体に黒色で、腹部は金属光沢を帯びた青黒色です。オスの触覚は櫛状になり、メスはやや太い糸状になります。
幼虫は毛虫です。体色は黄色〜橙色で、黒色の斑点があります。毒針毛を持ち、触れると発赤や痒みを生じかぶれます。葉裏などにさなぎを作ります。
越冬形態は、卵です。
食べ物は、幼虫ではイネ科のササ類、タケ類の葉を食べます。成虫では、花の蜜を吸います。
生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。
ミフシハバチ科のルリチュウレンジに良く似ています。成虫には毒針毛はありません。 |