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 ルリチュウレンジの成虫

ルリチュウレンジ

[和名・種類] ルリチュウレンジ
[学名] Arge similis
[英名] -
[名前の由来] 瑠璃鐫花娘子蜂。
[分布] 日本各地
[科名] ハチ目ミフシハバチ科
[体色] 黒色
[時期] 5月・6月・7月・8月・9月
[特徴・生態]  平地や山地などに生息するハバチの仲間。
 体色は瑠璃色をして、翅は半透明で、大きさは約9mmになります。花の蜜などを食べます。巣は作りません。針は持っていません。
 ツツジ類の葉内に産卵します。葉の縁がゴマ粒大に点々と膨らむので、すぐにわかります。交尾をせず、単為生殖で増えます。生まれてくるのはすべてオスのみです。
 幼虫はイモ虫形で、体色は緑色で黒い斑点が多数あり、頭部はオレンジ色です。卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。
 若齢幼虫はツツジやサツキなどを集団で食べ、葉の主脈だけを残して食べつくしてしまいます。
 地中のまゆの中で越冬し、春にサナギになります。
[レポート]  昆虫もほとんど見かけなくなってきた11月に見かけた昆虫。どこにでもいる、どうでもいい昆虫なんですが、11月だったので少しレアな気持ちになって撮影してしまった。
 名前を調べてみたら、ルリチュウレンジなんていう変わった名前の持ち主でした。見方によっては瑠璃色に見えなくもないけど、単純に黒色に見えるよね。なんとなく臭い物に集まる羽虫は黒光りしている印象が・・・。レンジといえば、電子レンジくらいしか思いつかないのは、やはり学のない証拠なのかもしれない(^^ゞ
 黒い色をしたハチ全般をひとくくりにして「クソバチ」なんて呼んでたけど、これからはちゃんとした名前で呼んであげることにしよう。
 マダラガ科の中には、ルリチュウレンジに良く似た昆虫がいます。
[写真撮影] 2006年11月02日
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