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 ホタルガ

ホタルガ

[和名・種類] ホタルガ
[学名] Pidorus atratus
[英名] Pidorus glaucopis drury
[名前の由来] 蛍蛾。頭が赤く、羽が黒くホタルに似ているガによる。
[分布] 日本各地
[科名] チョウ目マダラガ科
[体色] 黒色に白帯
[時期] 6月・7月・9月
[特徴・生態]  平地や、住宅地周辺などで見られる、マダラガの一種。
 開長は約45mm〜60mmになります。
 昼間でも活動するガの仲間ですが、夜の灯火にも飛来します。
 成虫は花の蜜をエサにします。
 卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。年2回発生します。
 幼虫はサカキ、ヒサカキ、マサキなどのツバキ科やニシキギ科の葉を好んで食べる害虫としても知られています。凹凸のある黄色と黒の体色で、体中に刺毛があります。
 山地には、良く似た種類でシロシタホタルガがいます。なぜかあまり鳥に捕食されないようです。
[レポート]  ホタルガの成虫の写真です。
 姿がホタルに似ていることから、ホタルガと名付けられましたが。あんまり似てないですよね?ホタルとは、羽根の形がまったく異なるし。
 でも、もしかしたら本当に、ホタルに擬態しているのかもしれません。野鳥などに捕食されないように、ホタルに擬態しているのかもしれません。ホタルには特有の臭気があるって言われているので、ホタルに擬態して天敵から身を守っているのかもしれません。ただし、あんまり似てないけど・・・
 幼虫はイラガ科など、毒毛虫に良く似た姿をしています。毒毛虫ではありませんが、分泌物を出して、その分泌物に触れるとかぶれることがあるようです。
 こう考えると、ホタルガは他の昆虫に擬態することで、身を守っていると考えて良いのかもしれない。成虫はホタルに擬態して、幼虫はイラガに擬態する。どうかな?自分の勝手な想像なんだけど(^^ゞ
[写真撮影] 2008年07月03日
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