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キチョウ


キチョウ

[和名・種類]

キチョウ

[学名]

Eurema hecabe

[英名]

Common grass yellow

[名前の由来]

黄蝶。黄色いチョウのこと。

[分布]

東北以南、アフリカ、東洋の熱帯〜温帯

[科名]

チョウ目シロチョウ科

[体色]

黄色

[時期]

6月・7月・8月・9月・10月

[特徴・生態]

 日本各地に普通に生息する、シロチョウの仲間。
 前翅長は18mm〜27mmになり、タイワンキチョウに比べて、やや小型になります。オスの翅表は鮮黄色で、夏型ではオス・メスともに翅表の黒縁が強く発達し、独特の形になります。夏型の裏面は無紋か、ほとんど無紋です。オスには中脈付近に光沢を持つ性標があります。季節による変異が著しいのも特徴です。
 多化性で、暖地では発生回数が増えます。雑草の間、林の間など地上低く飛び、各種の草花に集まります。
 越冬形態は、幼虫です。
 幼虫はマメ科のメドハギ、ネムノキ、ヤマハギ、コマツナギなどを食べます。成虫のオスは、湿地で吸水するために集まります。
 東北地方北部では少なく、北海道では迷チョウと考えられます。奄美〜八重山諸島には2つの型が認められ、縁毛が黄色い本土産タイプと、縁が黒い個体が出現します。生態的にも差異があるので、ごく近縁の別種の可能性もあります。また、日本産キチョウ属は、夏型(高温期)と秋型(低温期)があり、斑紋が変化します。

[観察・感想]

 貴重な?キチョウの成虫の写真です。几帳面に写真を撮影しました。
 植物の写真を撮影していたら、ヒラヒラと飛ぶ黄色のチョウを発見しました。黄色い色をしたチョウって、人が近付くと、敏感に気配を察してすぐに逃げ出してしまうというイメージがあるので。気配を消して、ゆっくりと少しずつ近付くことにしました。自分では気配を消したつもりでも、昆虫からはバレバレだと思うんだけど(^^ゞ
 近付いていくと、逃げ出して。さらに追い駆けて近付けば、また逃げ出して。そんなことを何度も繰り返しながら。やっと撮影することができた写真です。キチョウが止まった先に花があったので、吸蜜していたので、近付くことができたみたい。
 チョウの写真撮影は、やっぱり難しいですね。アゲハチョウや赤トンボなんては、飛んでいる姿は良く見かけるのですが。止まっていることがほとんどなく、飛び続けているので、見付けても写真を撮影する機会には恵まれないんだよなー。飛んでいる昆虫の写真を撮影するのは、ピントやシャッタースピードの調節をしないといけないので、かなり難しいです。

[写真撮影]

2008年08月19日

マメ科の植物
マメ科
ネムノキの花
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キチョウの成虫
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