耕作地周辺や河川敷など、樹林から離れた場所に生息するシジミチョウの仲間。
前翅長は13mm〜18mmになります。オスの翅表は青色で、短毛が密生しています。メスの翅表は褐色で、基半部に青色の鱗粉が散布されています。裏面は薄茶色の地色で、独特の波型模様があります。後翅裏面の波状紋のひとつが、幅広い白帯になります。
越冬形態は幼虫、またはサナギです。
幼虫の食草はマメ科の植物の花、つぼみ、実です。特にフジマメを好みます。
生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。
定着地では多化性でほぼ通年発生しますが、年6回〜7回か、もしくはそれ以上の発生を繰り返します。秋に個体数が多く、南から世代を繰り返しながら北上していきます。
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