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 ナワキリガ
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ナワキリガ

[和名・種類] ナワキリガ
[学名]

Conistra nawae

[英名] -
[名前の由来] なわきり蛾。
[分布] 本州関東地方以南
[科名] チョウ目ヤガ科
[体色] 紫褐色
[時期] 1月・2月・3月・11月・12月
[特徴・生態]  カシ類の生える低山地の広葉樹林に生息する、ヤガの仲間。
 前翅長は18mm〜19mmになります。体色は、紫褐色をしています。前翅は細く、翅頂は尖ります。前翅側縁は直線的に縁どられます。色彩には変異があり、やや紫色を帯びる傾向があります。
 幼虫の体長は40mm〜45mmになります。
 越冬形態は成虫です。
 成虫は、樹液、花の蜜、腐った果実などの汁を吸って食べます。幼虫の食草は、ブナ科の樹木の葉を食べます。
 生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。
 やや暖地性の昆虫ですが、温暖化の影響で分布域が北上しています。
[レポート]  ナワキリガの幼虫の写真です。
 なんだかとっても気持ち悪いイモムシを発見しました。緑色の葉の上に、茶色の巨体を乗せて、ウネウネと脈打っていました。「うわぁー、気持ちわるぅ〜!」と思ったので、シャッターを切りました。気持ち悪いと感じると、なぜ写真を撮るのか、そういったツッコミは入れないようにお願いします(^^ゞ
 こんなイモムシの種類までわかるわけないよなーとか思いつつ、部屋中にある図鑑を持ち出して調べまくってしまう。似たような模様をした昆虫もいましたが、どうやらナワキリガの幼虫のようです。ナワキリガって、どんな昆虫なんだろう、見たことないかも・・・
 ナワキリガやヤガの仲間で、とても地味な蛾の一種。なぜか、寒い冬の時期に見かける機会の多い昆虫です。イモムシは春にいるのに、冬になってから羽化するんだとか。変わった昆虫です。寒くなったら食べ物がなくなってしまうから、生活も大変だろうけど。天敵が少なくなるので、有利だと考えたのかな?
 ナワキリガの天敵が少ないとはいえ、私にとってはナワキリガは完全に天敵です(^^ゞ。恐ろしすぎます。
[写真撮影] 2008年05月22日
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