[特徴・生態] |
山地、浅い山地などに普通に生息するヤガの仲間。
前翅長は14mm〜17mmになります。前翅は暗紫灰色で、外横線の内側は濃色になります。腹部背面は暗灰黄色です。後翅は幅広く黄色で、外縁部は黒くぼかされています。
幼虫は、イモムシ形です。体長は約22mmになり、円筒形で、前後に向かってやや細くなります。第3腹環節の腹脚を欠き、シャクトリムシのように歩きます。体色は淡緑色で、前後両端はやや黄色を帯びます。頭部に数個の黒紋があり、刺毛の根元は黒色に突起します。
越冬形態は、さなぎです。
食べ物は、幼虫ではイラクサ科のヤブマオやカラムシの葉を食べます。
生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の、完全変態を行います。
タイワンキシタアツバに似た姿をしています。 |