暗い熱帯雨林内に生息するタテハチョウの仲間。
前翅長は45mm〜50mmになります。翅の裏面は枯葉に良く似た模様をしています。模様には個体変異が多いです。前翅の先端は尖り、後翅の後端は細く突出します。翅の表側は藍色で、前翅に太い橙色の帯が入り、鮮やかです。
成虫は1年に数回発生を繰り返し、ほぼ通年見ることができます。成虫は樹液、腐った果実、獣糞などの汁を吸います。
幼虫はキツネノマゴ科のオキナワスズムシソウ、セイタカスズムシソウ、オギノツメなどを食べます。
隠蔽擬態する代表的な昆虫のひとつです。環境省レッドリストの準絶滅危惧に指定されています。
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