キツネノマゴ科の植物の特徴

日本には数種類しかありません

　双子葉植物網に属する科で、草本、または低木からなります。
　世界では250属、2500種があるとされています。熱帯の中南米、東南アジアなどに多く分布しています。アジアやヨーロッパなどの温帯にもわずかに分布しています。日本ではキツネノマゴ、ハグロソウ、スズムシバナなど数種が自生しています。
　葉は単葉で対生します。花は葉腋につくか、穂状花序を作ります。花の形はシソ科の植物に似ています。
　園芸植物としても親しまれており、アカンサス、コエビソウ、ヤハズカズラ、アミメグサなどがあります。水草として有名なハイグロフィラの仲間は、すべてキツネノゴマ科の植物です。