前翅長は、オスが約20mm、メスが約28mmになります。オスの体翅は暗褐色で、メスの体翅は白色です。オス、メス共に、腹部、背部は橙黄色です。黒色の斑紋があります。
幼虫は、背面に細長い白紋があり、各節に黄色い紋があります。多数の突起と黒色の長毛に覆われています。体長は約50mmになります。老熟すると分散し、春の終りころに褐色の体毛を混ぜた粗い繭をつくって蛹化します。
根ぎわ、落ち葉の下などに幕を張って幼虫で越冬します。
クワ、オオバコ、バラ科の植物の葉など、さまざまな植物の葉を食べ、かなりの大食漢です。クワ、柑橘類などの害虫として扱われています。
生活型は、卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。
食樹の幹や枝に卵をかためた卵塊を産み付け、雌の尾毛で覆います。
メスはオスに比べ、個体数が少ないです。ときに大量発生することもあります。
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