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ルリタテハの幼虫


ルリタテハ
[和名・種類]

ルリタテハ

[学名]

Kaniska canace nojaponicum

[英名]

-

[名前の由来]

瑠璃立羽蝶。

[分布]

日本各地、東アジア〜東南アジア

[科名]

チョウ目タテハチョウ科

[体色]

黒地に青色の筋

[時期]

6月・7月・8月・9月・10月・11月

[特徴・生態]

 平地の林内や林縁、都市部の公園や緑地など、比較的ふつうに見かけるタテハチョウ科の仲間。
 日本には近似の種はいません。しかし本土産と、南西諸島産とでは、大きさや斑紋に大きな違いが現れます。
 前翅長は25mm〜44mmになります。
 濃い黒褐色の翅に、前翅、後翅表面外側寄りに、青藍色の帯模様を持ちます。翅の裏側は灰褐色で細かい模様があり、樹皮や落ち葉に似ています。
 花にはあまり訪れず、雑木林の樹液、腐った果実、動物の糞などにやって来て水分を吸います。
 成虫で越冬します。
 年1回〜5回発生します。基本的には多化性ですが、寒冷地では年1回の発生にとどまります。
 幼虫の食草はユリ科のサルトリイバラ、ホトトギス、ヤマユリなど。

[観察・感想]

 わー、出たー、毛虫だぁ(>_<)。植物観察中に、不自然な色をしたものを見付けたのでなんだろうと思って近付いてみたら、毛虫だったよー。しかもすっごいいかつい毛をした毛虫だよー。毒毛虫だといやなので、もちろん触りませんでした。カメラを持つ手を震わせながら、なんとか写真を撮りました。
 でも、調べてみたところによると、毒は持ってないみたいです。毛虫=毒という方程式が成り立っているので、毛虫には近づけません(T_T)。突然目の前に現れると、悲鳴を上げます(^^ゞ
 この昆虫の学名もシーボルトが名付け親だそうです。

[写真撮影]

2006年09月03日

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