平地から低い山地にかけて生息するスズメバチの仲間。
大きさは20mm〜25mmになります。黒色の地に、黄色の斑紋が入っていますが、飛んでいるときはオレンジ色に見えます。
幼虫はうじ虫形です。卵→幼虫→サナギ→成虫の完全変態を行います。
成虫で越冬します。
他の昆虫や、樹液、花の蜜などを食べます。クモ、ハエ、アブ、セミなどさまざまな種類の虫を狩って食べます。
樹皮、崖、屋根裏、土中など、あらゆる場所にパルプ性の球形の巣を作ります。直径40cm〜80cmで、スズメバチ類の中でも最大の巣を作ります。1匹の女王蜂と、メスの働き蜂が住んでいます。
スズメバチの中でももっとも刺傷事故の多いハチで、特に繁殖期の9月〜10月に多発します。
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